ジョンコンスタブル作品と画家の、「ギリンガムの水車場」とインテリア絵画風景

ジョンコンスタブルをご存知ですか?作品は、ギリンガムの水車場、アランデルの水車場と城、デダムの水門と水車場などがあるんですがそちらのご紹介になります。 イギリスの画家です。
ジョンコンスタブルはインテリア絵画の風景をたくさん描きました。
ロマン主義ですがのちの印象派に影響を与えます。

作品は本当に風景ばかりです。
イギリスの画家なのでイギリスの風景を多く残したのですが、インテリア絵画としてもきれいでおすすめです。

ジョンコンスタブル作品「ギリンガムの水車場」のご紹介

ジョンコンスタブルの作品で「ギリンガムの水車場」のご紹介です。
ジョンコスタブルは伝統的な風景画家を逸脱してその作品は独自の風景画を描くことに成功しました。
ジョンコンスタブルは晩年まで作品がなかなか売れずに苦労しましたが、今では同時代に活躍したウイリアム・ターナーと並ぶほどの評価を得ています。

1776年水車小屋を持つ製粉業者兼石炭の卸売り業者の息子として生を受けます。
ロイヤル・アカデミー美術学校で学ぶものの1802年より作品を屋外でスケッチをはじめ自然を描くことに熱中します。

その作品はフランス古典主義のクロード・ロランの影響を強く受け独自の風景画法を確立しました。

私はジョンコンスタブルの絵を初めて見たとき、ロマン主義とはこういうものかあという印象を受けました。
また、有名な画家はフランスなどが多いのにジョンコンスタブルはイギリスの画家として有名なのには驚きました。
そして、やはり、ジョンコンスタブルは晩年までその作品は正当な評価を受けられずに苦労を重ねたのもよくある画家の人生だったのだなあと思いました。

ジョンコンスタブルは1802年ロイヤルアカデミーに出展するもののその作品は評価を得られずに、故郷を往復しながら制作活動を続けます。
そして、ジョンコンスタブルはようやく作品の評価が認められて1819年にロイヤル・アカデミーの準会員となります。

その3年前位に12歳年下のマリアと結婚して7人の子供をもうけますがマリアは結核におかされます。

マリアの療養のためにブライトンに住居を移しますがマリアが死去。
しかし、ジョンコンスタブルはその翌年作品が認められてにロイヤル・アカデミーの会員に選ばれます。

マリアの人生はジョンコンスタブルを盛り立て奇しくも自分が死んだ後にジョンコンスタブルが名誉を得るなど苦労の連続だったのではないかと思います。
ジョンコンスタブルも名誉は受けたものの愛する妻に先立たれて何のための名誉かと失意に落ち込んだのではないかと思います。

幸い7人の子宝に恵まれたものの作品は生前はなかなか売れずにジョンコンスタブルは苦労を重ねました。

でも、きっと好きな絵を一生かけて描き続けられたのだから、彼は人生を満足のうちに、マリアもそんな彼を支えられたから満足だったのではないかと思います。

コンスタブル画家作品「アランデルの水車場と城」のご紹介

コンスタブル画家の作品「アランデルの水車場と城」のご紹介です。

コンスタブル画家は生前、彼の描いた作品はフランスでは評価を得ていたものの母国イギリスではまだ、人物画が主流だったので評価を得られませんでした。
コンスタブルは風景画の地位を高めた画家として有名です。
コンスタブル画家のが描いた作品は見たものをそのまま描くという技法で後の印象派に影響を与えました。

故郷の田園風景や森を多く手がけていて、こちらの作品もアランデルの水車場と奥に見える城を描いたものになっています。
特に作品の空や雲の書き方にはこだわっています

コンスタブル画家の作品を見たときに私はとても自然体で描かれた絵だなと思いました。
特にこちらのアランデルの水車場と城はコンスタブル画家の故郷について描かれていてコンスタブル画家の故郷への愛が伝わります。
そして、奥の城が何とも言えずに趣を与えています。
水車場はコンスタブル画家を癒す一つの役割を果たしていたのではないでしょうか。
何となく作品を見ていると、躍動感とか刺激とかいうよりは安定したどっしりとしたどこか落ち着く感じがしてきます。

コンスタブル画家の作品は、家にあったらきっと落ち着くのではないのかなあと思います。
見るものを和ませて安心感を与えるコンスタブル画家の作品ではないでしょうか。
その作品は見る者の心にいつの間にかスーッと入ってくるものとなる気がします。

インテリア絵画風景「デダムの水門と水車場」のご紹介

インテリア絵画の風景についてのご紹介はデダムの水門と水車場です。
こちらは、コンスタブルの父親が所有していたもので背景にはデダムの教会が描かれています。

コンスタブルはこの主題で3種類の絵を描いておりコンスタブルの傑作のひとつでありましょう。

インテリア絵画としても風景を飾りたい人にはおすすめです。

私はこの絵を見たときになんて繊細で綺麗な風景画を描く人なんだろうと思いました。
また、風景画を家に飾りたいと思っている人にはもってこいなんじゃないかなあと思いました。
家の家具に合うかとか、壁に合うかとか、いろいろ吟味するところはあるかと思いますが。

この絵は雨の後で雨雲の間から日光がさしており草や葉は光の中で明るく輝いています。
このような光の効果は彼の絵における目標であり主題でもありました。

本作はコンスタブルのインテリア絵画の風景の実録であります。
とてもおだやかで、見るものを和ませます。

美しい故郷の風景を描いた傑作とも言えます。

コンスタンブルの風景画はインテリア絵画として飾り方にも工夫が必要です。

一般的に絵画の飾り方は「フォーカルポイント」=「インテリアにおける注目ポイント」によります。
ソファやベッドやキャビネットなどの壁に寄った家具の上に配置するとしっくりくることが多いそうです。

どこに飾るかイメージしたらどの絵を飾るかが決まってくると思います。

インテリア絵画はどこに飾るかイメージできたら飾る絵の大きさも決まってくると思います。
絵画によってインテリアも格上げされたりしますから選び方も重要です。

絵を一枚飾るだけでも部屋が決まったりするものです。
あなたのお家のインテリアに合う絵画を上手に選びましょう。

コンスタブルの風景画は自然に調和した感じの絵であることから木目調の家にしっくりくるかもしれません。

絵画のインテリアの風景の飾り方のポイントはその風景内容が自分の家にしっくり合うかどうかです。
風景でも明るく斬新だったりとかモダンな感じだったりとかすると、また、コンスタブルとは違います。

コンスタブルは伝統的な自然に調和した風景であることもポイントの一つです。
インテリアの絵画を飾る時には参考にされてはいかがでしょうか。

コンスタブル 作品 のまとめ

ジョンコンスタブルの作品について見ていきました。
ジョンコンスタブル画家の作品は「ギリンガムの水車場」「アランデルの水車場と城」「デダムの水門と水車場」でした。インテリア絵画の風景画としても飾り方を少しばかり説明させていただきました。

ご自分の知識と合わせられまして安心して飾れる絵画だと思ってもらえると幸いです。
インテリアの風景画家としてはコンスタブルは一流でしょう。

あなたのお買い物のお役に立てれば幸いです。