ミレーを知っていますか?
ミレー画家「春」「落ち穂拾い」「晩鐘」のご紹介です。作品の特徴 とインテリア絵画についてもご紹介します。
ミレーは、春、落ち穂拾いで有名ですよね。
写実主義の農民画家と呼ばれていました。
作品の特徴とインテリア絵画向けに飾るにはどうしたらいいかも少し説明させていただきますね。
ミレー画家「春」のご紹介
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ミレー画家の「春」のご紹介です。
ミレーは19世紀のフランスの画家でバルビゾン派の農民画家として知られています。
画家ミレーが風景画を描くようになったのは1854年のグリュシューへの帰省がきっかけになったとされています。
私はこの絵を見たときになんてきれいな絵なんだろうと思いました。
春の幻想的な庭園に虹がかかっています。
画家ミレーの絵は農民を写実的に描いた絵も多いのですがこちらは夢もあって春の暖かい空気が伝わってくるようでした。
19世紀のフランス絵画では農民の地位を訴える政治的主張があったのですがミレーの農民画家としての絵画ははそれとも1線を隔すものとなっていて農民の生活と向きあったところに革新性が認められます。
画家ミレーは農家の長男として生まれて家業を継ぐことを期待されていたが絵画に目覚め教師から才能を見出されて奨学金をえながらパリの国立美術学校に通いました。
1840年に肖像画でサロン・ド・パリに初入選してシェルブールで肖像画の注文を次々に制作しました。
その後、革命などをえて美術界の民主化が進み、政治的支援者を得て画家としてその才能を発揮していきます。
晩年は風景画ばかり描いていたといいます。
春が有名なのですが夏と秋も完成してあります。冬は未完成のまま亡くなりました。
春は、道端にちらほら見える花と共に自然の風景が観察されてよく描かれています。
春の果樹が植えられ塀があり、自然界を大切に思う画家ミレーの心が現れています。
画家ミレーの春は写実的でありながら幻想的、作品の中に二つの作風が見られます。
ミレーの描いた春には春らしい果樹と小さな花々、これだけでも見る者の心を和ませます。
ミレーの春は彼が才能を発揮した晩年の作です。
ミレー作品の特徴「落ち穂拾い」のご紹介
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ミレー作品の特徴は農民のありのままの姿を描いたこちらの「落ち穂拾い」にも現れています。
こちらの作品はただ、ミレーは農民の姿を描いただけでなく、旧約聖書のルツ記に基づいて描かれました。
1849年政治的混乱やコレラを避けるために当時美術家たちの集まっていたバルビゾン村にミレーも疎開していたときに描いたものです。
ミレーやバルビゾン派の代表作品となっています。
ミレーは刈り入れが終わった農夫の落ち穂拾いを描いたもので、労働の重苦しさを描いたものでありながら明るい朝の太陽に照らされた美しい色彩が壮麗に描かれていて17世紀のニコラ・プッサンから得た感動をそのまま描いているところに特徴があります。
当時、旧約聖書のレピ記に書かれていたように落ち穂拾いは自ら農業で生計を立てられない寡婦や貧農が生計を立てるために行われていた行為で農主は落ち穂を自分たちで刈り取ることは禁止されていました。
そんな背景があるんですね。
農民のさらに貧農のための生活していく糧だったとは・・・。
そういったところにもミレーのこの作品の特徴があります。
ここで絵画の飾り方の特徴を説明いたします。
一昔前までは高めに前傾斜めに飾られていましたが今は目線の高さに飾られるのが主流です。
やはり絵は、飾るよりも観て楽しむものという風潮が強くなったからでしょう。
いつでも鑑賞できるように座ったときの高さに合わせて飾るのが好ましいとされています。
前回床において飾る飾り方を紹介しましたがこれも目線を配慮した飾り方です。
また、ミレーはこの落ち穂拾いを描いた同時期に旧約聖書のルツ記の一場面に由来する作品「刈り入れ人らの休息」を描いていて農村の助け合いを描いているところに特徴があります。
ミレーの作品は農民の助け合いにも注目して描かれていたんですね。
私は小さいころこの絵を見たときに、農民の疲れた姿が描かれているのかなと思ったのですが大きくなってから見ると生活していく上での農民の助け合いなども描かれていて絵の主題の深さにうならされました。
ミレーの作品は農民に関連しているというところに特徴があるんですがフランスの動乱期に生きた彼にとって農民は特別な存在だったのかもしれません。
ミレーはその作品の中に農民を描くことを生きがいとしました。
そして、描かれた農民たちは労働をしていてもどこか明るいところに作品の特徴があります。
作品の特徴は以上あげたようなところにありますがあなたはミレーの絵を見てどんな特徴を感じましたか?あなたなりの特徴をまとめてみるとまた、違った絵画鑑賞ができるかもしれませんん。
インテリア絵画の作品「晩鐘」のご紹介
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インテリア絵画の作品「晩鐘」のご紹介です。
ミレーは本作品のころ、バルビゾン村に疎開しており、そのころトマス・ゴールド・アップルトンに依頼されて描いたと言われています。
ミレーはカトリックの家に育ちましたがこの絵は宗教的要素が強いにもかかわらずに、マリア像や十字架などが描かれていません。
これはアップルトンがプロテスタントの中でもリベラルなユニテリアン主義に属していたことからアップルトンの意向が反映されてこういった絵の形になったのではないかと言われています。
バルビゾンに隣接するシャイイ=アン=ビエールの平原に晩鐘が鳴り響き、農民夫妻が祈りをささげる姿を描いたものです。
ミレーはこの絵を後に、祖母の思い出を描いたと話していました。
この作品は結局アップルトンは引き取りに来なかったので別の人に売りました。
インテリア絵画としてもこの作品はとっても価値の高い一枚です。
インテリア絵画の飾り方について少し言及すると、せっかく白い壁に飾ったとしてもその下にチラシやいろいろ雑多なものが置かれていてはインテリア絵画の価値も半減してしまいます。
視界の中にはなるべくインテリア絵画だけはいるように周りには空間を持たせたほうがいいです。
また、外出時に洋服、靴、小物をコーディネートするように、インテリア絵画も壁、額縁とコーディネートしましょう。
その点、こちらの店は8装からなる額が選べるから安心です。
インテリア絵画を飾るのはあなたのセンスの見せ所になります。
きっとこういう絵に興味を持たれるあなたは、高貴なもの高尚なものがお好きなのではありませんか?
自分で絵画展を見に行ったりとかインテリア絵画を見に行ったりしたこともあるのではないですか?
そんなあなたも、このインテリア絵画なら、通販で簡単にお求めになれます。
また、作品の良さを語りだしたら止まらないという人もいるかもしれません。
インテリアの作品として、あなたのお家を彩る一枚になるこちらの作品。
また、今まで紹介した作品たち。
この作品群は、きっと、あなたの心まで豊かにしてくれるに違いありません。
たった一つの作品で心まで豊かになったらなんてうれしいことでしょう。
ミレー 画家 のまとめ
ミレー画家の「春」「落ち穂拾い」「晩鐘」の作品群をご紹介していきました。
特徴やインテリア絵画にするときの注意点にも少しばかり触れました。
画家ミレーの春はとてもきれいでしたね。
また、作品の特徴はインテリア絵画としてもマメ知識としてあなたのお役に立てたらなあと思います。
あなたのお買い物のお役に立てれば幸いです。
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